日本の通貨は、もちろん「円」ですね。アメリカは「ドル」、イギリスは「ポンド」、EU圏は「ユーロ」というように
世界の各国はそれぞれ自国内で流通する通貨を持っています。これらの異なる通貨を交換する事を
外国為替と言います。外為(がいため)とも略されており英語ではForeign Exchange、略してForex、
あるいはFXと書きます。
FX相場は、投資信託よりもさまざまな理由で常に変動しています。商品の値段は、少なくなれば高くなり
たくさん供給されれば安くなるという仕組みになっています。これは需要と供給のもとに商品の値段が
成り立っているからです。通貨に関しても同じです。その国の通貨が足りなくと思えば買っておいたほうが
得だから買う人が増え、その国の通貨の価値が上がります。景気・金利・物価などの経済状態の変化が
挙げられます。各国のGDP、政策金利の利上げ・利下げ、貿易収支、失業率、消費者物価指数など様々な
発表などにもより通貨を売買されています。
FX相場は人が動かすものですから、取引する人々の主観や相場に対する考え方がFX為替レートとして
現れます。ですので絶対に今日は、上がる(または、下がる)というものではありません。FX初心者の人が
理解しにくいのが「円高」と「円安」という言葉かもしれませんね。では、問題です。
1ドルが105円から100円に進んだ場合、これは「円高」でしょうか? それとも「円安」でしょうか?
「円の値段少なくなったので「円安」じゃないか?」とお思いの人もいるでしょうがが、答えは「円高」です。
なぜかというとアメリカ人の立場で考えてみたほうがわかりやすいでしょう。1ドル=105円だったものが
1ドル=100円になるということは、アメリカ人が1ドルで売っている商品を日本へ売った場合に105円を
受け取れていた商品が、同じ1ドルで100円しか受け取ることができなくなったということです。アメリカ人は
1ドル=105円の時より5円少ない利益になってしまいました。(円高ドル安)逆に1ドル=105円だったものが
1ドル=110円になった場合は、先ほどの逆でアメリカ人は5円多い利益になります。(円安ドル高)
これを日本人にあてはめると理解していただけるものと思います。